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手術から一ヶ月が経ち、ぱっと見は腫れも引いております。

病理的には三ヶ月腫れが引くまでかかるそうです。

傷が目立たなくなるまでには更に一年はかかるそうですが、

気長に待ちたいと思います。

腫れが完全に引き、傷が目立ちにくくなる頃、今年も

個展を下北沢にて開こうと思っています。

今年はアーカイブス+αという感じで行うつもりです。

アトリエがこれまでの作品で埋もれていて、今後のことを考えると

場所を取るためそうそう油絵の大きな作品などを増やせませんし、

現実的な事情は鑑みざるを得ないですね。。

ただ、最近は丁度墨絵に凝っており、それ在る意味で好都合というもの。

個展にも出来ればそういった新しい試みを出したいなぁと

考えています。

昨日、無事に手術後の抜糸を終えました。

傷の治りが早いせいか、糸が食い込んでなかなか

抜糸できず、終わったときには傷が真っ赤になり

少し不安になりましたが、一応皆さんこんな感じになる

ということだったのでこれから時間を掛けてさらに

傷が良くなるのを待つしかありません。

今のところ、下瞼が緩み、三白眼だったところが

きちんと持ち上がっています。時間が経たないと分かりませんが

恐らく成功していると思います。

あとは完全に腫れが引くまで恐らく3ヶ月はかかります。

今は痛々しい状態で、日焼け防止を徹底しなければいけません。

10年ぶりの外科手術とはいえ左目だけで4回目ということもあって

慣れているので緊張もせず淡々と受けて安静にして

この一週間過ごしましたがやっぱり少し

結果が思わしくなかったらどうしようという不安もよぎりました。

ただ、これからの人生良くない状態で過ごす方が辛いので

受けて良かったと思います。



最近、長らく無欲な画家としてやってきて、色々考えるところあり。。

もっと世間で言うところの成功を求めなければいけないのでは無いだろうか???


丁度その心境の中「アナスタシア」というロシアの本に出会いました。

不思議な物語ですが、私の中で感覚的に「わかる」という

手応えが有り、とても良いメッセージを受け取る事が出来ました。

不思議に自分の中にあるヴィジョンが重なる場面があったりも

しました。私の内的世界、静かな心の領域を通じて実は

その領域に居る他の人とも皆、繋がっているのかもしれないとも思いました。


如何に意図の純粋さが大切か、というのが大きなテーマとなっています。


私もこれまでの人生、すべてにおいて純粋な意図を持って行動し表現してきましたので

それが通じなかったりすると非常に心を痛めましたし、傷つきもしましたが

この本を読んで、やっぱり私の生き方は間違っていなかったのだと

再確認できたことは大きな励みになりました。


特に芸術表現などは意図が純粋で無い人とそうである人との差は

人によっては見えなくなっている事がよくあります。例えば世間の評価、有名か無名か

などの外的要因で何となく評価してしまう。

例えば私の絵を見に来て下さる方、好きだと行って下さる方達は

そういった物に惑わされずに私の作品の中にあるもの、そのものに

惹かれて集まってきているのです。なにせ私は無名の作家ですから。

わかり合える人達というのは肩書きで無く、内的世界を、意図の純粋さを

観ている。そして同じ純粋さを持っている、ということ。


その静かな領域に在れば実は簡単にわかり合えるし繋がりあえるのだろうと

そう最近感じるようになりました。


表面的な物事に煩わされない内的世界は現実(表層)世界よりも広大で豊かなんです。

競争や意地の張り合いや嫉妬、恨み、辛み、憎しみ、罪悪感、怒りのない平和な世界です。

私はそこにおります。




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